米国の世論調査会社『ラスムセン・レポート』より

黒人は白人、ヒスパニック系、アジア系よりも人種差別主義者、米世論調査

Americans Say Blacks More Racist Than Whites, Hispanics, Asians - July 24, 2020



アメリカに住む人間のうち黒人は白人/ヒスパニック系/アジア系よりもレイシストであるとアメリカ人が考えていることがわかった。

米国の世論調査会社『ラスムセン・レポート』は2020年7月21〜22日にアメリカ人の成人1,000人を対象に全国電話およびオンライン調査を実施した。

信頼度は95%、サンプリング誤差は+/-3％となっている。



アメリカの成人の18％は白人のアメリカ人のほとんどはレイシストだと回答。

アメリカの成人の25％は黒人のアメリカ人のほとんどはレイシストだと回答。

アメリカの成人の15％はヒスパニック系アメリカ人のほとんどはレイシストだと回答。

アメリカの成人の13％はアジア系アメリカ人のほとんどはレイシストだと回答。

黒人の28％、および全アメリカ人の22％はアメリカ人のほとんどはレイシストだと回答した。続きを読む

米国の自動車雑誌『カー・アンド・ドライバー』より

ホンダ・フィットが米国市場から撤退へ、新しい第4世代グローバルモデルが昨年投入されたばかりであるにもかかわらず

Honda Fit Discontinued for the U.S., Despite New Global Model - JUL 17, 2020



ホンダが2020年モデルを最後にホンダのハッチバック『フィット』を米国市場で廃止することを決定した。

同社は今年、世界の他の地域向けに4代目となる新型フィットをデビューさせたがこの新しいモデルは米国では発売されないことが正式に発表された。

北米市場向けに現行3代目のフィットの生産がメキシコで行われているがホンダはこれを終了し、代わりにクロスオーバーのHR-Vの生産体制を増強するとのことだ。



フィットが初めて米国に導入されたのは2007年、スペース効率が素晴らしく運転していて楽しい車であったことから本誌『カー・アンド・ドライバー』のその年で最も優れたクルマを表彰するCar and Driver 10Best賞を幾度となく受賞してきた。

ホンダはフィットを廃止する理由として売り上げの低迷を挙げている。

これまでのところ2020年の売上は19％減、13,887台程度に収まっている。2019年には35,414台を販売した。

これに対してHR-Vは昨年99,104台を売り上げている。

またHR-Vの方がホンダにとってより収益性が高いと考えられる。これは基本価格がフィットが17,145ドルからであるのに対してHR-Vが22,040ドルからであるためだ。

ヨーロッパや日本を含む他の市場ではすでに新しい第4世代のフィットの販売が開始されている。

我々は新型フィットのプロトタイプの試乗を済ませており、現行のモデルよりも多くの点で大幅に改善されていることがわかっていただけに、アメリカで販売されないのは非常に残念だ。

米国のシンクタンク『ケイトー研究所』より

アメリカ人の62％は政治的見解を人に伝えることを恐れている、世論調査で明らかに

Poll: 62% of Americans Say They Have Political Views They’re Afraid to Share

- 民主党を強力に支持するリベラル派の50％がトランプ側に個人献金した人間の解雇を支持、共和党を強力に支持する保守派の36％がバイデン側に個人献金した人間の解雇を支持している。32％は政治的見解が就職に影響することを懸念。 -

米国の国民の間で自己検閲(周囲の反応が原因で自分の意見の表明を控える事)をする傾向が強まっていることがケイトー研究所による新たな全国調査で判明した。

アメリカ人のほぼ3分の2（62％）が近年の政治的対立の激化のせいで、自分の政治的見解が他人を不快にするかもしれないとの理由からそれを言うことができないと回答した。

この傾向は党派の壁を越えて広がっている。

民主党支持者の52％、無党派層の59％、共和党支持者の77％が政見を人に伝えることを恐れていると回答した。続きを読む